サーフ×スプーン(マイナーポイントのすすめ)

サーフ×スプーン(マイナーポイントのすすめ)

まいどです!こばやしです。

釣り人には色んなタイプがいると思います。

釣りそのものが好きな人。

新鮮な魚を食べたいために釣る人。

アウトドアが好きでその一環として釣りをする人。

釣りを中心とした一日の過ごし方が好きな人。

釣りしてるオレかっけ~って人。

 

釣りそのものが好きな人の中でもまた分かれると思います。

魚と真っ向勝負がしたい人。

周りの釣り人よりもたくさん、またはでかい魚を釣りたい人。

ちなみにぼくは前者です。

 

どのタイプの釣り人が良いとかはありません、それぞれ自由でok。

モラル、ルール、マナーを守っていれば上手い下手関係なく誰でも自由に遊べるところが釣りの良いところ。

 

さて本題。

よく釣れるポイント、あまり釣れないポイントってのがあります。

これは地形や水流、環境など様々な要因から魚が集まりやすい場所とそうでない場所ができます。

そして特に今の時代は釣果情報が出回りやすく、よく釣れる場所には釣り人もたくさん集まってきます。

メジャーポイントのできあがりです。

都市部から大きく離れた田舎の方ではそうでもないですが、ぼくの住んでいる大阪含む関西圏では有名な漁港や堤防はハイシーズンになると大混雑します。

周りの釣り人よりもたくさん、またはでかい魚を釣りたいタイプの釣り人は激戦区で人と競って釣るのも楽しいと感じるかもしれませんが、ぼくのような魚だけに集中してタイマンを張りたいタイプの方には向きません。

 

ここで提唱させていただくのが「マイナーポイントのすすめ」です!

マイナーポイントとはそこで釣りしてる人をほぼ見ない、ないしあまり見ないという場所です。
(釣り禁止や立入禁止にはご注意を)

単純な算数をします、釣れる魚が100匹いるポイントに10人の釣り人がいればひとり平均10匹釣れます。

釣れる魚が10匹しかいないポイントでも釣り人が自分一人なら10匹釣れます。

結果は同数です。

はい、わかっています、そんな単純計算通用しないぜって声が聞こえてきます笑

しかし、これが意外と通用するんです。

 

【サーフスプーニング】

海のショアゲームにおいて最も釣り人の密度が低くなりやすい場所、それはおそらく「浜」です。

そもそもエリアが広いこと、際立った変化に乏しく居着きの魚が少ないこと、狙いどころを絞るのが難しいこと、逃げ場がなく夏は暑く冬は寒いこと、などなど色んな要因から釣り人が密集しにくい環境になっているのだと感じます。

それでも超一級サーフなんかはズラっと並んだりしますが、ここでおすすめするのは「マイナーサーフ」です。

浜といっても色んな浜があります、砂浜、砂利浜、ゴロタ浜、河口、磯絡みなど。

当然ナニを釣るかにもよるのですが、どんな種類の浜にも意外と魚はいます。

そして狙いやすいのは「小規模サーフ」です。

河口や石畳、海藻などが絡んでいると尚良しです、写真のアイナメは小規模サーフでベネター14gをフワフワさせていると釣れました。

だだっ広い浜だと狙いどころが絞りづらく、大遠投が必要になってくる場面もしばしば。

小規模だったり何かしらの変化が絡んでいると狙いやすく、当然釣れる確率も上がります。

 

ここで疑問、釣れる場所なのにナゼ釣り人が少ないのか?

その答えは、基本的に釣れないからです。

めっちゃ矛盾を言っていますが、よく釣れるならメジャーポイントになっているはずで、マイナーポイントということは「基本的に」あまり釣れないからです。

ではどうすれば釣れるのか。

 

1.ナイトゲーム

夜です!

夜行性の魚はもちろん、昼行性でも夜の方が釣りやすい魚は多くいます。

暗くなると警戒心が和らぎ、ルアーやラインも日中ほどハッキリ見えないので見切られにくくなります。

このアコウとアジは大阪泉南エリアの砂利浜で釣れました。

河口や何か特殊条件がなければ潮位の高い時がチャンスです。

 

2.河口、石畳、藻

なにかしらの変化が絡んでいて複合的なポイント。

例えば小さな流れ込みやちょっとした石畳でも十分魚が寄り付くファクターになり得ます。

海藻は隠れ場としてはもちろん、産卵場所にもなり水中の一級ストラクチャーです。


河口絡みの小規模サーフにてヒラメ

 


サーフにある石畳にてタケノコメバル

 


藻場サーフにてメバル

 

3.ベイト

非常に大きな起爆剤として重要なファクターがベイト、エサとなる小魚です。

特にイワシの大きな群れが接岸していたら必ずと言っていいほどフィッシュイーターがついています。
イワシは強風や高波に煽られてショアラインまで寄ってくることがあり、浜に打ち上げられているようならフィーバータイムです。

普段まったく魚っ気がないような場所でもびっくりするような状況になることも少なくありません。

イワシでなくても小魚が散見されるようならチャンスあり。

この写真の日はカタクチイワシが接岸、かなり手前で最大75cmクラスのシーバスが真っ昼間に連発しました。

それだけでなく90cmのブリまで登場、普段はシーバスも青物もほとんど見ない石畳絡みのサーフが豹変、イワシパワーおそるべし。

 

これらの釣りで効率よく釣果を上げやすいのがスプーン、ぼくはサーフスプーニングと呼んでいます。

使用スプーンはベネター、2024年9月現在ラインナップは4.5g、8g、14gです。

サーフ=超ロングロッド、専用タックルが必要というイメージを持たれている方も少なくないと思いますが、狙うターゲットによってメバリングロッド、エギングロッド、シーバスロッド、ショアジギロッドなど自分の使いやすいスペックのロッドでok。

基本アクションはただ巻きとリフト&フォール、ベネターはスロー~ファストリトリーブまで対応しており、フォールにもこだわっています。
(詳しくは商品ページをご覧くださいませ)

 

最近釣り禁止の場所が増えてメジャーポイントが一層混雑しやすい状況になっています、サーフに限らず今まで侮っていた近場のポイントを一度本気で開拓してみると思わぬマイスポットができるかも♪

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