良いコトばかり言われると信用できない。
悪い部分を正直にさらけ出してくれるとコチラも心を開き信用できる。
まいどです!こばやしです。
広告や宣伝って難しいです、売れるようにするコトなので当然盛大に良い部分をアピールしたり耳触りの良い文言を並べたりやたらカッコよく演出したり。
それは企業努力なのでもちろん良いコトで素晴らしいと思います、努力してます。
ただ、ではそれが「信用」できるかと言われれば話は少し変わってきます。
商売においてだけでなく、ぼくは日常でもキレイなことばかり言っている人よりも自分の悪い部分や弱さを露呈する人の方が信用できます、常に文句を言っている人はまた別ですが笑
と、いうことで、ショアキャスティングにおけるスプーンのデメリットを発表します!
スプーンは汎用性が非常に高く優秀なルアーであり、ベネターは改めて総合力をブラッシュアップした汎用型システムスプーンであるとPRしてきました、そこに嘘偽りはありません。
その上でもっと深くスプーンについて知っていただくためにあえてデメリットにフォーカスした記事を書いています。
小学校低学年の頃に川でハヤ釣りを始め、高学年からバス釣りやトラウトの管釣りを。
大人になってから本格的にどっぷりルアーフィッシングにハマり、琵琶湖バスからソルトまで様々なルアーを使ったうえで特にここ2年は「スプーンのみ」で色んな魚を釣ってきたぼくが言うから間違いなし!
(比較のために他のルアーを使ったりはしています)
おそらく、まじで世界一スプーンを使って釣りをしている釣り人だと思います笑
↓スプーンのデメリット↓
【足場の高すぎるところが苦手】
メタルルアーですが良くも悪くも浮き上がりやすいスプーン、足場の高すぎる堤防などで使うと浮き上がりすぎて一定のレンジを巻けなかったり効率が悪かったりします、一般的な漁港や堤防レベルでは大丈夫ですが。
またラインの角度がつきすぎると綺麗に泳がなくなります、表層を通してきたりリフト&フォールで使う分には問題ありません。
急深な沖磯などでも同様です。
【着底や今どのレンジを泳いでいるかが分かりづらい】
他のメタルルアーと比べるとフォールが遅く、潮や流れの影響を受けやすいので着底が比較的分かりにくいです。
またミノーやクランクなどのように潜行深度が決まっているわけではなく、メタルバイブや重たいジグヘッド、テキサスリグなどのようにしっかり下方向への力が働くわけでもないので、今どのあたりのレンジを泳いでいるのかが分かりにくい部分があります。
表層付近や中層をアバウトに巻いてくる分にはまったく難しさはありませんが、ハッキリと今どのあたりを泳いでいるのか把握するには、スプーンはマニュアル操作ルアーであるため慣れが必要です。
【風に弱い】
扁平型ルアーゆえにキャスト時横風や向かい風に弱いです。
分厚い系スプーンはそうでもないですが、オーソドックスなスプーンは例外なくこの傾向があります。
【速巻きで使いにくい】
スプーンは速く巻くとグルグル回転します。
基本的に面積に対して厚みが分厚くなるほどこの傾向は顕著になります。
グルグル回転したら釣れないのかと言われればそんなコトもないのですが、それよりもヒラヒラとウォブンロールしたり不規則に動く方が実体験上よく釣れています。
あとどうせ回転するならスピナーとかブレードジグでええやんってなります笑
【常に動いている】
これも一長一短ですが、常に動いているということは止めたくても止められないということ。
唯一スプーンが止まる瞬間は底についている時だけです。
メタルジグも似たようなもんですが、スプーン、特にベネターはリトリーブでもフォールでもしっかり動くように設計してあります。
なのでサスペンドミノーのようにピタっと止めるような操作はできません。
このへんがスプーンのデメリットになります。
ベネターは汎用型スプーンと謳っている通り、これらのデメリットを解消もしくは緩和したスプーンを作るというところからスタートしました。
アクションをダメにすると本末転倒なので無駄に分厚くせず、その中で浮き上がりをなるべく抑え、速く巻いてもグルグルしにくく、バックスライドを伴いながらしっかりとフォールするように等ナドなど....
ベネターの特徴は商品ページや過去ブログにて紹介していますので詳しくは割愛させていただきます。
森羅万象、良い部分ばかりに目を向けずしっかり悪い部分と向き合うことで、またそれを隠さずに伝えることで改善、ブラッシュアップされていくものだと思います。
今回はベネターを信用していただくため、つつみ隠さずスプーンの特徴を記しました♪