まいどです!こばやしです。
真っ昼間にルアーで魚を釣る、これって実はなかなかむずかしい。
もちろん条件や釣り方次第では釣れます、例えば沖磯や離島なんかは魚影が濃く釣り人も少ないため日中でも比較的釣れます。
船釣り、オフショアも同様で、さらに船の場合はそのエリアに精通している船長さんが魚の溜まっているポイントまで連れて行ってくれます。
タイミングの話で言うとイワシの大群が接岸し、そこに地形変化だったりストラクチャー等が絡んでくると入れ食いになることもあります。
また釣り方で言うと、バスフィッシングのパンチングなんかがあります。
これは1oz以上の重たいシンカーを使ってワームを濃いウィードの中にぶち込む釣り方、夏場のウィードレイクで活躍します。
メディアでは日中に釣っている映像を普通によく見ます、ただ基本的にロケ地が地方や離島、またはオフショアであることが多い。
では、はたして釣り人の大多数が頻繁にそんな条件の良い釣り場へ足を運べるかと言うとそんなことはありません。
(釣りキチ除く)
平日は仕事をして家族のある方であれば土日は家の用事がある。
お酒が好きで翌日が休みの日は飲みに行く。
釣り以外の趣味もあって釣りばっかりに時間や労力をさけない。
そんなサラリーマンアングラーが多数派だと思います。
当然釣り人はパラダイスを求めて遠くまで足を伸ばす生き物、ただ日常的にはある程度近場で釣りをされる方が多いはず、というか近場で釣れれば気軽でいい。
もっと言うと人間の生活時間に合わせて日中に釣れればさらにいい!笑
最近ぼくは近所の砂利浜でアコウ(キジハタ)ばっかり釣っています。
基本夜やマズメ時に行きますが、遠征する時間はないけど日中の短時間だけ釣りができる、そんな時は昼間にも行きます。
他にあまり釣り人がいない、釣り場としてメジャーではない砂利浜で、ぼくが特別釣りがうまいからでもなく、釣れます。
釣れる理由、それは「通っている」からです。
↑2024.11.15 AM9:30 ベネター8g。
比較的近場で釣りができる場所、意外とあると思います。
釣具屋さんで聞いても、ネットで調べても釣果がでてこない=釣れないではありません、むしろプレッシャーがかかっていない分フレッシュな魚がいたりもします。
そういう場所に何度か通っていると地形や藻の有無、ベイトの種類や水流などが把握できてきます。
そうしているうちに思わぬ発見や出会いがあったりします、ぼくにはこれが刺激的です。
もうひとつの釣れる理由、それはベネターです。
自社のルアーなので宣伝になっちゃいますが、スプーンはリアクションバイト誘発効果の高いルアー、汎用性の高さと相まってデイゲームで非常に使い勝手の良いルアーです。
ベネターは活性の高い時間でなくても魚の近くを通せれば期待できます。
↑2024.11.15 AM9:50 ベネター8g。
日中の釣り方、というか狙いどころが時合いの時とは少し違います。
キジハタに限らずですが、基本的に魚は「遠く」なります。
夜やマズメ時はエサを求めてシャローに差して来たり、または活性が上がってやや浮いたりしますが日中、活性の低い時は深場に落ちたりストラクチャーに身を寄せていたりすることが多いと感じます。
なので普段よりも遠投したり周りよりも深さのあるスポットを狙います。
キジハタで言うとよりタイトにボトムを攻めます。
基本的にスプーンのリフト&フォールで狙いますが、ボトムから離れすぎないよう、しっかりと底を取るように操作します。
ワームのテキサスやフリーリグ、ジグヘッドで狙うとどうしても根掛かりが頻発しますがスプーンだとボトムに接している時間が少ない分、また特性上意外とスタックしづらいです。
あと、海であれば潮回りは重要です。
そのポイントは潮位が高い時が良いのか低い時が良いのか、上げが良いのか下げが良いのか。
ポイントによって違うので、違う条件の時に何度か通ってみると全体像が見えてきます。
1時間程度の短時間釣行でも何度か行っていると発見があり、発見の積み重ねが結果的に釣果として表れるコトが多いと感じます。
最初から釣れる必要はなく、最終的にそのポイントが自分のよく釣れる場所となればそれはとても素晴らしいコトだと思います、開拓者精神、フロンティアスピリットの賜物!
↑2024.11.15 AM10:00 ベネター8g。
今回は9フィートのロングロッドを使い、ベネター8gを遠投していつもより深い方を重点的に攻めました。
良型は出ませんでしたが周りに釣り人がいない近場のデイゲームで狙い通りポコポコと釣れて、気持ちの良い釣りとなりました♪
気軽にデイゲームで魚を釣る、言うは易し行うは難しですがベネターはその確率を上げるルアー。
魚種問わず、ぜひ、ぜひぜひ手段のひとつに加えてやってください^ ^